はじめまして、僕です。

30過ぎて、まだまだこれからという時期でしたが、

本気で農業をしようと決断しました。

機械やロボットが好きで、大学(工学部)に進学させてもらい、その後、商品開発や生産ラインに携われる会社に務めてまいりました。進学させてくれた両親、未熟な僕を、ここまで育ててくださった先輩、上司の方々に感謝でいっぱいです。

工業からなぜ農業へ？

それは祖父への憧れなのか、地元へ帰りたい気持ちなのか。数年前に祖父を亡くし、もやもや様々なことを思いました。

祖父母はみかん農家をしていました。僕自身小さい頃、祖父母のみかん畑で育ち、みかんがある環境が当たり前で、よくみかんをもいで食べていました。

実家に帰るとその風景を思い出します。祖父母が体を悪くしてから、畑が荒れていき、管理できない状態になり、多くの土地を売却することになってしまいました。近所の農家さんも全盛期と比べると3分の１ほどの農地になっていると聞きました。

このままでは地元のみかん畑の風景が無くなっていく、以前の風景を取り戻したい、地元を活性させたい、という気持ちがだんだん強くなってきたのです。

両親に想いを告げ、それならと応援を頂きました。感謝です。

みかんといえば愛媛県！という思いで愛媛県八幡浜の農家さんを訪ねることに。

2017.09